たくさんの夢や希望を抱くことのできる高校生は
同時に、高校生ゆえの悩みや不安を抱えることもよくあります。
そのような生徒たちに、新潟江南高校では、
スクールカウンセラーの先生や教育相談担当の先生が話を聴く場所を設けています。

普通教室のある１棟１階の教育相談室の前には、
生徒が気兼ねなく訪れることができるように、
気持ちを和ませるメッセージとともに季節の花が飾られています。

今週は「沙羅（さら）」の花が飾られています。
真っ白のきれいな花ですが、
夜明け前に咲いても、日が暮れるころには花ごと落ちてしまう花なのだそうです。
まさに『平家物語』の冒頭、「沙羅双樹の花の色、・・・」そのもの。
ですが、江南高校に活けてある沙羅の花は、すでに３日も花を保っています。

日々、ここを通ることを楽しみにしている生徒が（もちろん職員も）います。
悩みを話すことは悩みを放つこと、気軽に訪れて心を軽くしましょう。